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「なあ、君ら一体何を企てているんだ?」
「人聞きが悪いな。お前じゃないんだから企てなんてないぞ」
「だったら何で急に総務番に全員のレベル情報を要求してきたんだ?それも最新の」
「俺に聞いてどうするんだ?」
「純粋な好奇心だが……って、近侍からの要請だったけどお前からのものじゃなかったのか?」
「俺が近侍の間、そんな要請出したことないだろう」
「驚いた……今の近侍補佐は君だからてっきり君からの申請だと思ってたよ」
「まあ、出したのは福島だな。しかし、どうしてお前がその話を知ってるんだ?」
「部隊配属直前の仕事がこれだったからだよ……って、もしかして君、俺が総務番の一員であること忘れてたな?」
「そういえばそうだったな」
「しかし福島からか……ってことは近々遠征の編成にテコ入れでもするってことか?」
「気力回復の出陣は手間だからな。可能な限り人数を切り詰める方法でも見つけたんだろう」
「どこをいじるんだ?」
「さあな。いずれにせよ今の催し物が終わってからの話だろう。上手くいけばお前も班替えだな」
「単独でササっと行くのか。面白そうだな」
「福島のことだから簡潔な形にまとめてくるぞ」
「しかし、君は相変わらず興味がなさそうだな」
「ないからな」
(鶴丸国永と鶯丸・本丸の編成について)#本丸日記
「人聞きが悪いな。お前じゃないんだから企てなんてないぞ」
「だったら何で急に総務番に全員のレベル情報を要求してきたんだ?それも最新の」
「俺に聞いてどうするんだ?」
「純粋な好奇心だが……って、近侍からの要請だったけどお前からのものじゃなかったのか?」
「俺が近侍の間、そんな要請出したことないだろう」
「驚いた……今の近侍補佐は君だからてっきり君からの申請だと思ってたよ」
「まあ、出したのは福島だな。しかし、どうしてお前がその話を知ってるんだ?」
「部隊配属直前の仕事がこれだったからだよ……って、もしかして君、俺が総務番の一員であること忘れてたな?」
「そういえばそうだったな」
「しかし福島からか……ってことは近々遠征の編成にテコ入れでもするってことか?」
「気力回復の出陣は手間だからな。可能な限り人数を切り詰める方法でも見つけたんだろう」
「どこをいじるんだ?」
「さあな。いずれにせよ今の催し物が終わってからの話だろう。上手くいけばお前も班替えだな」
「単独でササっと行くのか。面白そうだな」
「福島のことだから簡潔な形にまとめてくるぞ」
「しかし、君は相変わらず興味がなさそうだな」
「ないからな」
(鶴丸国永と鶯丸・本丸の編成について)#本丸日記
「この番長任命、随分適当だね」
「そりゃ、清掃番長の愛染くん以外それっぽい男士を任命したからね」
「何でそんなことを…」
「何でって、近侍と番長は兼任できないからだよ」
「どういうことだい?」
「今さ、お散歩のバッジのために日替わり近侍やってるじゃない?」
「やってるね」
「あれの設定のために番長から外したりとかしなくちゃいけないと思ったら結構面倒だなって思って」
「出た。妙なところの面倒くさがり」
「とりあえず終わった男士から選んだから、後々色々変えてくと思うよ」
「不確定な理由は?」
「私が忘れなければやる」
「でも博多くんが勘定番長なんだね」
「だってそこは博多くん以外いないでしょう」
(福島光忠と審神者・番長任命にあたって)#本丸日記
「そりゃ、清掃番長の愛染くん以外それっぽい男士を任命したからね」
「何でそんなことを…」
「何でって、近侍と番長は兼任できないからだよ」
「どういうことだい?」
「今さ、お散歩のバッジのために日替わり近侍やってるじゃない?」
「やってるね」
「あれの設定のために番長から外したりとかしなくちゃいけないと思ったら結構面倒だなって思って」
「出た。妙なところの面倒くさがり」
「とりあえず終わった男士から選んだから、後々色々変えてくと思うよ」
「不確定な理由は?」
「私が忘れなければやる」
「でも博多くんが勘定番長なんだね」
「だってそこは博多くん以外いないでしょう」
(福島光忠と審神者・番長任命にあたって)#本丸日記
「戦力拡充計画の編成を考えます」
「どうした、かしこまって」
「主と揉めているんだろう。易を回りたい主と、本音を言えば普を回りたい福島で」
「それで、話し合った結果とりあえず難と超難から始めて全部の確定報酬を集めてからってことで落ち着いたんだ」
「何をそんなに急ぐんだ?」
「二振りとも、近侍を離れてから予定表見なくなっただろう」
「俺は初めから見ていないけどな」
「それもそれでどうなんだ」
「お前だって変わらないだろう?知らなかったんだから」
「話を戻すよ!急ぐ理由は至ってシンプル。イベント後半にはおそらく異去の宝物キャンペーンがあるからだよ」
「そちらをやるために急いでいるのか」
「難と超難さえ片付けば、その分時間を使えるんだ。と言うわけで編成の案をください」
「俺でいいのか…?高レベルの者で押し通すくらいしか浮かばないぞ?あえて言うなら白山吉光は強力だということだな」
「大和守は入れるんだろう?イベントの経験値増量は極の中ではあいつだけだ」
「うん。大和守くんは確定。できればレベル50にしたい。というかそれ以外に選ぶ材料がなくて」
「ならとりあえず青江と加州でいいんじゃないか?」
「加州くんか……最近の主の要望としては、レベル50を増やしたいって感じだから、今回はちょっと外れるかな…」
「前回燭台切を編成していたあれか」
「あと他のメンバーで早めにレベルを上げたいのは……静くんかな。組み込めるなら入れるか」
「薙刀が入るとなかなか厳しい戦場だぞ?」
「そこはほら、君たちを入れるから」
「そういうことなのか…」
「で、問題は難なんだよ」
「急ぐなら超難の編成じゃダメなのか?」
「実は主が面白い情報仕入れてきて」
「碌でもないな」
「それが、槍と薙刀の二騎編成で周回すると早いって」
「やりたいことはわかった。薙刀のレベル帯が足りるのか?」
「前回の拡充計画の時に増量対象だったから静くん入れていたんだけど、超難の敵をそれなりに吹っ飛ばしてたから巴くんなら何とかなるかなって」
「無理そうなら超難の編成で回れば良し。可能なら槍の経験値積みができる。悪くないんじゃないか?」
「……で、それをやる薙刀を増やすためにまた薙刀中心の育成か」
「そうだね。戦力拡充の次は全員経験値二倍だからそこでは薙刀中心の編成で8面周回だね」
「で、残り二つの編成は決まっているのか?」
「それは主が決めちゃったんだよね」
「珍しいな」
「普は初の短刀と脇差、届かなかったら大和守くん。易は経験値増量の太刀六振りだよ」
「お前も出るのか」
「まあ条件的にはそうなるね」
「異去は……まあ何とかなるか」
「同時には出撃しないからな」
「ところで、主の最近の関心ごとは何なんだ?」
「極レベル50を増やすことかな。遠征がやりやすくなるから」
「単騎遠征か?」
「当面そこの頭数だけど、そこでレベルが揃うと長時間遠征の編成も組みやすくなるんだよ」
「最大300……ああ、確かにシンプルになるな」
「まあ、結構遠い話だけどね」
「最初に言っていた全員極カンストよりは現実味があるな」
(福島光忠と山姥切国広と鶯丸・戦力拡充計画について)#本丸日記
「どうした、かしこまって」
「主と揉めているんだろう。易を回りたい主と、本音を言えば普を回りたい福島で」
「それで、話し合った結果とりあえず難と超難から始めて全部の確定報酬を集めてからってことで落ち着いたんだ」
「何をそんなに急ぐんだ?」
「二振りとも、近侍を離れてから予定表見なくなっただろう」
「俺は初めから見ていないけどな」
「それもそれでどうなんだ」
「お前だって変わらないだろう?知らなかったんだから」
「話を戻すよ!急ぐ理由は至ってシンプル。イベント後半にはおそらく異去の宝物キャンペーンがあるからだよ」
「そちらをやるために急いでいるのか」
「難と超難さえ片付けば、その分時間を使えるんだ。と言うわけで編成の案をください」
「俺でいいのか…?高レベルの者で押し通すくらいしか浮かばないぞ?あえて言うなら白山吉光は強力だということだな」
「大和守は入れるんだろう?イベントの経験値増量は極の中ではあいつだけだ」
「うん。大和守くんは確定。できればレベル50にしたい。というかそれ以外に選ぶ材料がなくて」
「ならとりあえず青江と加州でいいんじゃないか?」
「加州くんか……最近の主の要望としては、レベル50を増やしたいって感じだから、今回はちょっと外れるかな…」
「前回燭台切を編成していたあれか」
「あと他のメンバーで早めにレベルを上げたいのは……静くんかな。組み込めるなら入れるか」
「薙刀が入るとなかなか厳しい戦場だぞ?」
「そこはほら、君たちを入れるから」
「そういうことなのか…」
「で、問題は難なんだよ」
「急ぐなら超難の編成じゃダメなのか?」
「実は主が面白い情報仕入れてきて」
「碌でもないな」
「それが、槍と薙刀の二騎編成で周回すると早いって」
「やりたいことはわかった。薙刀のレベル帯が足りるのか?」
「前回の拡充計画の時に増量対象だったから静くん入れていたんだけど、超難の敵をそれなりに吹っ飛ばしてたから巴くんなら何とかなるかなって」
「無理そうなら超難の編成で回れば良し。可能なら槍の経験値積みができる。悪くないんじゃないか?」
「……で、それをやる薙刀を増やすためにまた薙刀中心の育成か」
「そうだね。戦力拡充の次は全員経験値二倍だからそこでは薙刀中心の編成で8面周回だね」
「で、残り二つの編成は決まっているのか?」
「それは主が決めちゃったんだよね」
「珍しいな」
「普は初の短刀と脇差、届かなかったら大和守くん。易は経験値増量の太刀六振りだよ」
「お前も出るのか」
「まあ条件的にはそうなるね」
「異去は……まあ何とかなるか」
「同時には出撃しないからな」
「ところで、主の最近の関心ごとは何なんだ?」
「極レベル50を増やすことかな。遠征がやりやすくなるから」
「単騎遠征か?」
「当面そこの頭数だけど、そこでレベルが揃うと長時間遠征の編成も組みやすくなるんだよ」
「最大300……ああ、確かにシンプルになるな」
「まあ、結構遠い話だけどね」
「最初に言っていた全員極カンストよりは現実味があるな」
(福島光忠と山姥切国広と鶯丸・戦力拡充計画について)#本丸日記
「ねえ、この編成計画立てたの、福島さん?」
「うん?そうだけどどうかしたのかい?不備でもあるかい?」
「ううん。不備とかではないんだけどちょっとわからなくて」
「うん?わからないって何が?」
「次の大阪城の優先育成枠の上位に僕が入ってる理由」
「ああ、それか。光忠の練度が50になると助かるんだよ。光忠と同じ枠に入ってるのはそういう顔ぶれだよ」
「僕の練度が50になると何が変わるんだい?」
「ええと、直近の問題だと1時間半遠征要員に加えられる」
「1時間半遠征って去年の夏頃日本号さんがよく出されてた遠征かい?」
「そう。小判稼ぎの遠征で、7回行ったら交代なんだけど、気力回復もさせないといけなくてさ。頭数はあればあるだけいいんだ」
「主の育成方針は基本的に顕現順じゃなかったかい?この顔ぶれなら僕より先に鯰尾くんじゃないのかい?」
「普段ならそうなんだけど、今回は早く人数を増やしたいからね。目標値に近い順に優先度をつけたんだ」
「つまり、僕のが練度が高いから僕を先に片付けて、それから順番に上げるってことか」
「そういう話。しばらくは鬼丸国綱探索だけど、その後は初二振りを上限まで上げて、富田くんが抜けるところで光忠の番だから」
「オーケー。期待には応えないとね」
(燭台切光忠と福島光忠・大阪城イベント序盤)#本丸日記
「うん?そうだけどどうかしたのかい?不備でもあるかい?」
「ううん。不備とかではないんだけどちょっとわからなくて」
「うん?わからないって何が?」
「次の大阪城の優先育成枠の上位に僕が入ってる理由」
「ああ、それか。光忠の練度が50になると助かるんだよ。光忠と同じ枠に入ってるのはそういう顔ぶれだよ」
「僕の練度が50になると何が変わるんだい?」
「ええと、直近の問題だと1時間半遠征要員に加えられる」
「1時間半遠征って去年の夏頃日本号さんがよく出されてた遠征かい?」
「そう。小判稼ぎの遠征で、7回行ったら交代なんだけど、気力回復もさせないといけなくてさ。頭数はあればあるだけいいんだ」
「主の育成方針は基本的に顕現順じゃなかったかい?この顔ぶれなら僕より先に鯰尾くんじゃないのかい?」
「普段ならそうなんだけど、今回は早く人数を増やしたいからね。目標値に近い順に優先度をつけたんだ」
「つまり、僕のが練度が高いから僕を先に片付けて、それから順番に上げるってことか」
「そういう話。しばらくは鬼丸国綱探索だけど、その後は初二振りを上限まで上げて、富田くんが抜けるところで光忠の番だから」
「オーケー。期待には応えないとね」
(燭台切光忠と福島光忠・大阪城イベント序盤)#本丸日記
「ほらね、俺だってできるんだよ」
「うん、そうだね」
「何だっけ?うっかり俺で鍛刀始めちゃったけど1000ポイントで鶯丸さんと交代だっけ?」
「だって天井叩く気でいたからね」
「痛手を減らすために梅札買い込んでたよね」
「資材の消費半分になるからね」
「で、結果は?」
「……福ちゃんが900ポイントで大慶直胤呼んだ」
「ほら、鶯丸さんに頼らなくても、俺だってレア刀呼べるんだよ」
「ねぇ福ちゃんもしかして孫六さんの時に言ったこと気にしてた?」
「どっちかと言えばちよこ大作戦だね!」
「でも福ちゃんからうぐさんに変えたらレア刀いっぱいきたじゃん。大包平とか…」
「大包平さん呼べない鶯丸さんってちょっと考えられないから」
「それはそう…」
「とにかく、俺だってちゃんとレア刀呼べるんだからね!」
「はいはい。頼りにしてます」
(福島光忠と審神者・大慶直胤鍛刀キャンペーンにて)#本丸日記
「うん、そうだね」
「何だっけ?うっかり俺で鍛刀始めちゃったけど1000ポイントで鶯丸さんと交代だっけ?」
「だって天井叩く気でいたからね」
「痛手を減らすために梅札買い込んでたよね」
「資材の消費半分になるからね」
「で、結果は?」
「……福ちゃんが900ポイントで大慶直胤呼んだ」
「ほら、鶯丸さんに頼らなくても、俺だってレア刀呼べるんだよ」
「ねぇ福ちゃんもしかして孫六さんの時に言ったこと気にしてた?」
「どっちかと言えばちよこ大作戦だね!」
「でも福ちゃんからうぐさんに変えたらレア刀いっぱいきたじゃん。大包平とか…」
「大包平さん呼べない鶯丸さんってちょっと考えられないから」
「それはそう…」
「とにかく、俺だってちゃんとレア刀呼べるんだからね!」
「はいはい。頼りにしてます」
(福島光忠と審神者・大慶直胤鍛刀キャンペーンにて)#本丸日記
「俺に相談って何だい、鶯丸さん」
「実は主から遠征部隊を見直したいと言われたんだ」
「……それは、青果物の配置が変更になってから考えた方がいいんじゃないかな」
「だろうな。だが主からひとつ注文を受けていてな」
「注文?」
「お前が近侍になるようにしろ、とのことだ」
「……異去には出撃するんだよね?」
「戦力的にはそうだろうな」
「そこをどうするかはさておき」
「何かあるのか?」
「手を入れるなら今歌仙くんに頼んでいる単騎遠征じゃないかな。本当は2-1の方がいいから、極みの中でレベル50以上のメンバーで絶好調が取れたら交代がいいと思うよ」
「該当者が少ないから大変じゃないか?」
「それを回すならもちろん短刀も同じ枠に入れるよ。そうすれば頭数は揃うだろう?」
「初のカンストで似たことをしているが、そちらより回転が早くなるんじゃないか?」
「それはそうだろうね。今の状態で追加メンバーになれそうなのは物吉くん。次点は光忠。夏の連隊戦の内容が変わらないなら千代くんと極が来れば北谷くんも候補にねじ込めるかな」
「夏の話は気が早いんじゃないか?」
「まあそれはそうだね。夏の連隊戦あたりには他にも候補は増えてるだろうしね」
「まあ何にせよ、次の江戸城イベントで全員絶好調の状態にしてからの話だね」
(福島光忠と鶯丸・遠征メンバーの調整について)#本丸日記
「実は主から遠征部隊を見直したいと言われたんだ」
「……それは、青果物の配置が変更になってから考えた方がいいんじゃないかな」
「だろうな。だが主からひとつ注文を受けていてな」
「注文?」
「お前が近侍になるようにしろ、とのことだ」
「……異去には出撃するんだよね?」
「戦力的にはそうだろうな」
「そこをどうするかはさておき」
「何かあるのか?」
「手を入れるなら今歌仙くんに頼んでいる単騎遠征じゃないかな。本当は2-1の方がいいから、極みの中でレベル50以上のメンバーで絶好調が取れたら交代がいいと思うよ」
「該当者が少ないから大変じゃないか?」
「それを回すならもちろん短刀も同じ枠に入れるよ。そうすれば頭数は揃うだろう?」
「初のカンストで似たことをしているが、そちらより回転が早くなるんじゃないか?」
「それはそうだろうね。今の状態で追加メンバーになれそうなのは物吉くん。次点は光忠。夏の連隊戦の内容が変わらないなら千代くんと極が来れば北谷くんも候補にねじ込めるかな」
「夏の話は気が早いんじゃないか?」
「まあそれはそうだね。夏の連隊戦あたりには他にも候補は増えてるだろうしね」
「まあ何にせよ、次の江戸城イベントで全員絶好調の状態にしてからの話だね」
(福島光忠と鶯丸・遠征メンバーの調整について)#本丸日記
「こりゃどういうメンツだ?異去とやらの攻略をするんじゃないのか?」
「それなんだけどね、異去を安定して周回できるのが、国広くんと今剣くんと堀川くん、あとは辛うじて毛利くんって感じなんだよね」
「また随分絞られるな…」
「今入ってる薬研くんと秋田くんも問題はないけど、時々刀装がなくなるんだよ」
「それと俺らが上田城回ってるのに何の関係があるんだ?」
「後々の異去で統率高い敵が出た時に他の刀種も必要だから今のうちに育てておくことになったんだ。ちょうど今経験値二倍だし」
「延々奥まで侵攻してるのは?ドロップ目当てでもねぇだろ」
「検非違使出したくて。検非違使は経験値五倍だから」
「……なんかお前の口からそういう計算ごとが出てくると思わなかったな…」
「そう?まあ半年は近侍やってるしこのくらいは考えるよ。号ちゃんこそ、普段そんな話振ってこないのに珍しいね?」
「いや、もっとのんびり酒飲んでられると思ってたら出陣だってのが意外でな」
「異去はしばらく配給分の提灯分だけやる予定だよ」
「ああ、そこが不可解なんだよ。戦力以外に問題でもあるのか?さっきの話じゃ別にできないわけでもないだろ?」
「そうだね。異去に行かない一番の理由は通行料なんだよ」
「は?」
「毎日三個異去を通るのに必要な提灯が配られる。ちなみにこれには獲得経験値が五倍の効果がついてる。これを使い切ったら小判五百枚と交換で提灯が手に入る。こっちには経験値が増える効果はない」
「……割に合わねぇな」
「俺も主も同じ意見。それなら今は追加で前線に出せる者を増やした方がいいねって。宝物は気になるけど小判を使うほどでもない」
「宝物?」
「国広くんが持ってるだろう?異去で欠片を集めたら復元できる。ちなみに天目茶碗を手に入れたら俺が千戦戦闘に出される」
「何のためだ?」
「俺の物だと記名できるらしいよ」
「お前普段戦闘出ねぇだろ」
「だから号ちゃんに貸してあげる。お守り代わりにしてよ」
「随分大層なお守りだな」
「ちなみに天目茶碗の理由は統率がものすごく上がるからだよ。俺も統率高くはないからまあいいかなって」
「そうかよ」
「まあそもそも天目茶碗手に入れるまでだいぶかかるだろうけどね」
日本号と福島光忠(異去について)#本丸日記
「それなんだけどね、異去を安定して周回できるのが、国広くんと今剣くんと堀川くん、あとは辛うじて毛利くんって感じなんだよね」
「また随分絞られるな…」
「今入ってる薬研くんと秋田くんも問題はないけど、時々刀装がなくなるんだよ」
「それと俺らが上田城回ってるのに何の関係があるんだ?」
「後々の異去で統率高い敵が出た時に他の刀種も必要だから今のうちに育てておくことになったんだ。ちょうど今経験値二倍だし」
「延々奥まで侵攻してるのは?ドロップ目当てでもねぇだろ」
「検非違使出したくて。検非違使は経験値五倍だから」
「……なんかお前の口からそういう計算ごとが出てくると思わなかったな…」
「そう?まあ半年は近侍やってるしこのくらいは考えるよ。号ちゃんこそ、普段そんな話振ってこないのに珍しいね?」
「いや、もっとのんびり酒飲んでられると思ってたら出陣だってのが意外でな」
「異去はしばらく配給分の提灯分だけやる予定だよ」
「ああ、そこが不可解なんだよ。戦力以外に問題でもあるのか?さっきの話じゃ別にできないわけでもないだろ?」
「そうだね。異去に行かない一番の理由は通行料なんだよ」
「は?」
「毎日三個異去を通るのに必要な提灯が配られる。ちなみにこれには獲得経験値が五倍の効果がついてる。これを使い切ったら小判五百枚と交換で提灯が手に入る。こっちには経験値が増える効果はない」
「……割に合わねぇな」
「俺も主も同じ意見。それなら今は追加で前線に出せる者を増やした方がいいねって。宝物は気になるけど小判を使うほどでもない」
「宝物?」
「国広くんが持ってるだろう?異去で欠片を集めたら復元できる。ちなみに天目茶碗を手に入れたら俺が千戦戦闘に出される」
「何のためだ?」
「俺の物だと記名できるらしいよ」
「お前普段戦闘出ねぇだろ」
「だから号ちゃんに貸してあげる。お守り代わりにしてよ」
「随分大層なお守りだな」
「ちなみに天目茶碗の理由は統率がものすごく上がるからだよ。俺も統率高くはないからまあいいかなって」
「そうかよ」
「まあそもそも天目茶碗手に入れるまでだいぶかかるだろうけどね」
日本号と福島光忠(異去について)#本丸日記
「今日は福ちゃんの参戦二周年だそうで」
「らしいね、俺がこの本丸に来たのは年が開けてからだけど」
「それは連隊戦の恒例だからしょうがない」
「本当に回すの苦労してたんだね」
「極短刀の練度を上げたらここまで楽になるって知らなくて」
「いつ知ったの?」
「実休さんの時にとにかく数回したくて調べた」
「前回じゃないか」
「それまでそこまで周回する気もなかったんだよ」
「まあ俺も期限内に一振りだしね」
「怒ってる?」
「別に。笹貫くんもそうじゃない。それにしても今回も周回ペース早めだね」
「確定報酬の福ちゃんが欲しいのと、経験値の効率がいい」
「連隊戦なのに単隊で回ってるし」
「確定でA評価もらえるならこれでいいんじゃない?」
「まあ、極短刀もそれ以外も順番に育てられるね」
「しかし福ちゃん二周年か…」
「君が俺に興味持ったの割と最近だよね」
「それでも二年前の連隊戦の時に福ちゃんを確保しておいた自分はよくやったと思ってるよ」
「夏は見つけられなかったからね」
「悲しみの記憶。確定報酬はいい文明」
審神者と福島光忠(連隊戦2023に向けて)#本丸日記
「らしいね、俺がこの本丸に来たのは年が開けてからだけど」
「それは連隊戦の恒例だからしょうがない」
「本当に回すの苦労してたんだね」
「極短刀の練度を上げたらここまで楽になるって知らなくて」
「いつ知ったの?」
「実休さんの時にとにかく数回したくて調べた」
「前回じゃないか」
「それまでそこまで周回する気もなかったんだよ」
「まあ俺も期限内に一振りだしね」
「怒ってる?」
「別に。笹貫くんもそうじゃない。それにしても今回も周回ペース早めだね」
「確定報酬の福ちゃんが欲しいのと、経験値の効率がいい」
「連隊戦なのに単隊で回ってるし」
「確定でA評価もらえるならこれでいいんじゃない?」
「まあ、極短刀もそれ以外も順番に育てられるね」
「しかし福ちゃん二周年か…」
「君が俺に興味持ったの割と最近だよね」
「それでも二年前の連隊戦の時に福ちゃんを確保しておいた自分はよくやったと思ってるよ」
「夏は見つけられなかったからね」
「悲しみの記憶。確定報酬はいい文明」
審神者と福島光忠(連隊戦2023に向けて)#本丸日記
「で、主の悩みの種は何だ?」
「俺が確定報酬かどうか」
「ドロップだったら夏の惨劇を冬で繰り返すのか……厳しいな。特別合戦場がないからな」
「それもそうなんだけど、去年からなんか最終戦に硬い敵が出るようになったらしくて、そもそもドロップ狙えないかもしれないって頭抱えてた」
「いつも通りの九戦目交代の二部隊編成で不安が残るな」
「そうなの?」
「夏もそうだったが最後二戦は極短刀で編成した部隊を出す」
「九戦目の苦無対策だよね」
「だが、最終戦に硬い敵が出るのならそれを短刀で抜けるのかという懸念が生まれる」
「一応候補は御手杵くんを部隊長にして貫通狙いかな…」
「あとは大太刀も候補に入れておけ」
「大太刀っていうと石切丸さんだったかな」
「ところで、お前が確定だと主はどこまでやるんだ」
「後家くんがもらえる分全部やって、あとはのんびり練度上げなんじゃない?」
「随分落差があるな…」
「まあ、抜丸さんが交換に入ってこない限り、年始の交換は俺をもらうって言ってたし」
「散歩のシール交換もお前に使うって言っているしな…」
「悩んではいるけど夏よりはカリカリしてないよ」
山姥切国広と福島光忠(連隊戦に臨むにあたって)#本丸日記
「俺が確定報酬かどうか」
「ドロップだったら夏の惨劇を冬で繰り返すのか……厳しいな。特別合戦場がないからな」
「それもそうなんだけど、去年からなんか最終戦に硬い敵が出るようになったらしくて、そもそもドロップ狙えないかもしれないって頭抱えてた」
「いつも通りの九戦目交代の二部隊編成で不安が残るな」
「そうなの?」
「夏もそうだったが最後二戦は極短刀で編成した部隊を出す」
「九戦目の苦無対策だよね」
「だが、最終戦に硬い敵が出るのならそれを短刀で抜けるのかという懸念が生まれる」
「一応候補は御手杵くんを部隊長にして貫通狙いかな…」
「あとは大太刀も候補に入れておけ」
「大太刀っていうと石切丸さんだったかな」
「ところで、お前が確定だと主はどこまでやるんだ」
「後家くんがもらえる分全部やって、あとはのんびり練度上げなんじゃない?」
「随分落差があるな…」
「まあ、抜丸さんが交換に入ってこない限り、年始の交換は俺をもらうって言ってたし」
「散歩のシール交換もお前に使うって言っているしな…」
「悩んではいるけど夏よりはカリカリしてないよ」
山姥切国広と福島光忠(連隊戦に臨むにあたって)#本丸日記
「次大阪城なのか…」
「何か困るのかい?小判貯まるじゃないか」
「特に困らないけど、江戸城でしようと思ってたことと被るから今別のことやろうかなって思って」
「別のこと?最近歌仙くんを入れているのは関係あるのかな?」
「歌仙くんは歌仙くんでレベル上げたいんだけど、そうじゃなくて極短刀じゃなくて極太刀のレベル上げしようかなって」
「ああ、極短刀なら大阪城でやるものね」
「極太刀も少しずつやるけど、早くて困らないから…」
「ところで突然歌仙くんを編成に入れたけど理由は何だい?」
「60まで上げられたら今国広さんにやってもらってる単騎遠征頼めるから」
「国広くんじゃダメなのかい?」
「ダメっていうか、大阪城なら博多くん入れるでしょ?」
「そうだね」
「今のレベルだと多分博多くんいまつるちゃんを抜いちゃうからいまつるちゃんも入れるでしょ?」
「そこにこだわるならそうだね」
「そうするといまつるちゃんもレベル上がって国広さん抜いちゃうでしょ」
「……つまり、遠征出さないで大阪城周回メンバーに入れるのか……って待って。そこ固定にするならだいぶメンバー絞られないかい?」
「だから今極太刀の育成進めようかなって。江戸城経験値美味しいし」
「ああ、それで急に江戸城の編成変えたのか…」
「まあでも国広さんの投入はいまつるちゃんが75になってからでもいいかなとも思ってる」
「ならその間に歌仙くんを育てればいいんじゃないかな」
「福ちゃん天才」
審神者と福島光忠(12月の予定を見ながら)#本丸日記
「何か困るのかい?小判貯まるじゃないか」
「特に困らないけど、江戸城でしようと思ってたことと被るから今別のことやろうかなって思って」
「別のこと?最近歌仙くんを入れているのは関係あるのかな?」
「歌仙くんは歌仙くんでレベル上げたいんだけど、そうじゃなくて極短刀じゃなくて極太刀のレベル上げしようかなって」
「ああ、極短刀なら大阪城でやるものね」
「極太刀も少しずつやるけど、早くて困らないから…」
「ところで突然歌仙くんを編成に入れたけど理由は何だい?」
「60まで上げられたら今国広さんにやってもらってる単騎遠征頼めるから」
「国広くんじゃダメなのかい?」
「ダメっていうか、大阪城なら博多くん入れるでしょ?」
「そうだね」
「今のレベルだと多分博多くんいまつるちゃんを抜いちゃうからいまつるちゃんも入れるでしょ?」
「そこにこだわるならそうだね」
「そうするといまつるちゃんもレベル上がって国広さん抜いちゃうでしょ」
「……つまり、遠征出さないで大阪城周回メンバーに入れるのか……って待って。そこ固定にするならだいぶメンバー絞られないかい?」
「だから今極太刀の育成進めようかなって。江戸城経験値美味しいし」
「ああ、それで急に江戸城の編成変えたのか…」
「まあでも国広さんの投入はいまつるちゃんが75になってからでもいいかなとも思ってる」
「ならその間に歌仙くんを育てればいいんじゃないかな」
「福ちゃん天才」
審神者と福島光忠(12月の予定を見ながら)#本丸日記
「巴ちゃんがあれだけできるんだとしたら、だいぶ話変わってこない?」
「戦力拡充の話かい?」
「そう。修行帰還後の少しやりづらいレベル帯を一気に育てられるようになったから、選択肢が増えたなって」
「今後は出番が増えそうだね」
「あと、薙刀三振りともそこそこ育ったから、冬の連隊戦の堅牢の乱を通せる可能性が出た」
「押し出し狙いか」
「やってみないとわからないけどね」
「残り三枠はどうするんだい?」
「極の槍三振り」
「ああ、槍は刀装関係ないもんね」
「少なくとも日本号は仕事しそうだなって思ってる」
「そりゃあ、日ノ本一の槍だもの」
「ぎねくんもそこそこ動けるから、問題は蜻蛉さんかな」
「でも今年抜くつもりでやってはいないんだろう?」
「次以降で出来たらいいな、くらいの目標」
「連隊戦、楽しみになってきたね」
「うん。あとは福ちゃんが確定報酬だったら最高だよね」
「それは……期待しない方が無難だよ」
審神者と福島光忠(戦力拡充を振り返って)#本丸日記
「戦力拡充の話かい?」
「そう。修行帰還後の少しやりづらいレベル帯を一気に育てられるようになったから、選択肢が増えたなって」
「今後は出番が増えそうだね」
「あと、薙刀三振りともそこそこ育ったから、冬の連隊戦の堅牢の乱を通せる可能性が出た」
「押し出し狙いか」
「やってみないとわからないけどね」
「残り三枠はどうするんだい?」
「極の槍三振り」
「ああ、槍は刀装関係ないもんね」
「少なくとも日本号は仕事しそうだなって思ってる」
「そりゃあ、日ノ本一の槍だもの」
「ぎねくんもそこそこ動けるから、問題は蜻蛉さんかな」
「でも今年抜くつもりでやってはいないんだろう?」
「次以降で出来たらいいな、くらいの目標」
「連隊戦、楽しみになってきたね」
「うん。あとは福ちゃんが確定報酬だったら最高だよね」
「それは……期待しない方が無難だよ」
審神者と福島光忠(戦力拡充を振り返って)#本丸日記
「江戸城のメンバーを決めたよ!」
「(嫌な予感)……孫六さんとななくんと極め短刀かい?」
「うん、後は福ちゃんだよ」
「どうして俺…」
「福ちゃんがリストの一番上じゃないと嫌だ。ちがねくんと剣となちりはしょうがないけど、ばきりさんに超えられてる今はなんか嫌だ」
「そう…」
「累積積んでおけば極めても早い段階で主力に入るし、ちょうどいいよね」
「そうやってご友人の山鳥毛殿みたいに極めたらカンストにならない?」
「多分ならない。だってあの子極短刀カンストした上で山鳥毛がリストの上がいいって言うからそうなった。うちはまだそこまで行かない」
「俺の修行、早く解禁されないかな…」
「あと、今回みたいなケースってそうそうないから次は多分あんまない」
「わかった。山姥切くんの累積超えるまで江戸城に参加だね。ななくんもいるなら早めに片付くかな…」
「違うよ、江戸城全部だよ」
「全部!?君、江戸城で初全員の桜つけして累積ちょっと上げるって言ってたじゃないか、そっちは!?」
「そっちは孫六さんの枠で十分じゃない?」
「……わかった。とりあえず極短刀の編成考えておくよ。ボーナス対象来たら?」
「極短刀を調整して。極短刀はその次の連隊戦で嫌でも使うから」
「それに備えてって話だと思ってたんだけどなぁ…」
審神者と福島光忠(審神者執務室にて)#本丸日記
「(嫌な予感)……孫六さんとななくんと極め短刀かい?」
「うん、後は福ちゃんだよ」
「どうして俺…」
「福ちゃんがリストの一番上じゃないと嫌だ。ちがねくんと剣となちりはしょうがないけど、ばきりさんに超えられてる今はなんか嫌だ」
「そう…」
「累積積んでおけば極めても早い段階で主力に入るし、ちょうどいいよね」
「そうやってご友人の山鳥毛殿みたいに極めたらカンストにならない?」
「多分ならない。だってあの子極短刀カンストした上で山鳥毛がリストの上がいいって言うからそうなった。うちはまだそこまで行かない」
「俺の修行、早く解禁されないかな…」
「あと、今回みたいなケースってそうそうないから次は多分あんまない」
「わかった。山姥切くんの累積超えるまで江戸城に参加だね。ななくんもいるなら早めに片付くかな…」
「違うよ、江戸城全部だよ」
「全部!?君、江戸城で初全員の桜つけして累積ちょっと上げるって言ってたじゃないか、そっちは!?」
「そっちは孫六さんの枠で十分じゃない?」
「……わかった。とりあえず極短刀の編成考えておくよ。ボーナス対象来たら?」
「極短刀を調整して。極短刀はその次の連隊戦で嫌でも使うから」
「それに備えてって話だと思ってたんだけどなぁ…」
審神者と福島光忠(審神者執務室にて)#本丸日記
「戦力拡充どうしよう…」
「気が早い」
「だって慶応甲府やること少ないから…」
「まあ空き時間作って練度上げついでに資材集めてるくらいだしねぇ…」
「そうだ、1と3は長船で周回しよう」
「……その心は」
「小竜、謙信、小豆、ばきりさんが経験値ボーナス」
「でもそこは4でも編成するだろう?」
「しないよ。4は白山くんと同田貫と静さんの他は極短刀だから」
「……割り切ったね」
「大丈夫。1のマップ短いから割とすぐ終わる」
「長船周回をするとして」
「はい」
「残り二振りは光忠と大般若くん?」
「ううん。福ちゃん固定でにゃーさんとみっちゃんのローテ」
「……せめてどこかのタイミングで実休入れないか?」
「じゃあ1は実休さんで3が福ちゃん」
「……あくまで俺の累積経験値は譲らない、と」
「逆。今回光世さんとパパ上を慶応甲府に出してわかったの。福ちゃん以外だと経験値メーター動かない画面にストレス溜まる」
「……そう……じゃあこの方針で遠征と調整しながら組んでみるね」
審神者と福島光忠(11月の予定表を見ながら)#本丸日記
「気が早い」
「だって慶応甲府やること少ないから…」
「まあ空き時間作って練度上げついでに資材集めてるくらいだしねぇ…」
「そうだ、1と3は長船で周回しよう」
「……その心は」
「小竜、謙信、小豆、ばきりさんが経験値ボーナス」
「でもそこは4でも編成するだろう?」
「しないよ。4は白山くんと同田貫と静さんの他は極短刀だから」
「……割り切ったね」
「大丈夫。1のマップ短いから割とすぐ終わる」
「長船周回をするとして」
「はい」
「残り二振りは光忠と大般若くん?」
「ううん。福ちゃん固定でにゃーさんとみっちゃんのローテ」
「……せめてどこかのタイミングで実休入れないか?」
「じゃあ1は実休さんで3が福ちゃん」
「……あくまで俺の累積経験値は譲らない、と」
「逆。今回光世さんとパパ上を慶応甲府に出してわかったの。福ちゃん以外だと経験値メーター動かない画面にストレス溜まる」
「……そう……じゃあこの方針で遠征と調整しながら組んでみるね」
審神者と福島光忠(11月の予定表を見ながら)#本丸日記
「ねぇちょっと主!だいぶ納得いかないんだけど!!」
「……何をそんなに怒ってるの福ちゃん」
「近侍を鶯丸さんと交代したのはいいよ、俺よりずっと実績あるし主も信用できるんでしょ?でもあれはないんじゃないかなぁ!」
「あれって?」
「資材の消費速度だよ!何あれ!?俺が半年かけて貯めた資材が何だってこんな早く底を着いてるの!?俺もあの速度でやってよかったの!?」
「いや、良くないよ。でも今回は新刀剣男士だし…」
「理由になってないよ!……ていうか主」
「はい」
「もしかしなくても、鶯丸さんなら鍛刀止めないから近侍交代したでしょ?」
「……そういうこともなくもなくもない」
「やっぱり!」
「でもさ、福ちゃんが近侍してた時は三時間打ち止めばっかりだったけど、うぐさんに交代したら札なし四時間とか来ててすごかったんだって」
「孫六兼元目当てなら三時間が当たり枠じゃないか!確定のはずれ枠増やしてどうするのさ!」
「まあ今回は福ちゃんが半年頑張ってくれてたおかげで八丁くんの時より被害は少ないよ」
「ああ…また資材の貯め直しか…」
「大丈夫、大阪城と今回でみんなの乱舞も上がったし、刀解に回せる刀も多いよ」
「……うん、そうだね…」
福島光忠と審神者(鍛刀場付近の廊下にて)#本丸日記
「……何をそんなに怒ってるの福ちゃん」
「近侍を鶯丸さんと交代したのはいいよ、俺よりずっと実績あるし主も信用できるんでしょ?でもあれはないんじゃないかなぁ!」
「あれって?」
「資材の消費速度だよ!何あれ!?俺が半年かけて貯めた資材が何だってこんな早く底を着いてるの!?俺もあの速度でやってよかったの!?」
「いや、良くないよ。でも今回は新刀剣男士だし…」
「理由になってないよ!……ていうか主」
「はい」
「もしかしなくても、鶯丸さんなら鍛刀止めないから近侍交代したでしょ?」
「……そういうこともなくもなくもない」
「やっぱり!」
「でもさ、福ちゃんが近侍してた時は三時間打ち止めばっかりだったけど、うぐさんに交代したら札なし四時間とか来ててすごかったんだって」
「孫六兼元目当てなら三時間が当たり枠じゃないか!確定のはずれ枠増やしてどうするのさ!」
「まあ今回は福ちゃんが半年頑張ってくれてたおかげで八丁くんの時より被害は少ないよ」
「ああ…また資材の貯め直しか…」
「大丈夫、大阪城と今回でみんなの乱舞も上がったし、刀解に回せる刀も多いよ」
「……うん、そうだね…」
福島光忠と審神者(鍛刀場付近の廊下にて)#本丸日記
「で、方針は決まったのか?」
「全っ然決まらないね!」
「はは、そこで開き直るのか」
「真面目に近侍やってたお前はどうしたんだ」
「だって主の方針が全然定まらないんだもの。俺にどうしろって言うのさ」
「流石に無言という訳でもないだろう。手伝うから教えろ」
「加州くんか則宗さんを入れる。それだけ」
「……思った以上に何もないな」
「システム上周回は目指さないって話だけど、経験値稼ぐメンバーは遠征出したいし、となるとカンスト勢かなぁって」
「もういっそ、カンスト済みのメンバーを権限順に入れればいいんじゃないか?」
「加州は過去にもやっているから、一文字則宗が部隊長でな」
「そうしようかな。とりあえず大典太くんは確定かな」
「そうだ、政府派遣組は一応外しておけ」
「何で?」
「次にきた時部隊長をやらせるだろ」
「ああ、なるほど……頭の隅に置いておくよ」
山姥切国広と福島光忠と鶯丸(近侍執務室にて)#本丸日記
「全っ然決まらないね!」
「はは、そこで開き直るのか」
「真面目に近侍やってたお前はどうしたんだ」
「だって主の方針が全然定まらないんだもの。俺にどうしろって言うのさ」
「流石に無言という訳でもないだろう。手伝うから教えろ」
「加州くんか則宗さんを入れる。それだけ」
「……思った以上に何もないな」
「システム上周回は目指さないって話だけど、経験値稼ぐメンバーは遠征出したいし、となるとカンスト勢かなぁって」
「もういっそ、カンスト済みのメンバーを権限順に入れればいいんじゃないか?」
「加州は過去にもやっているから、一文字則宗が部隊長でな」
「そうしようかな。とりあえず大典太くんは確定かな」
「そうだ、政府派遣組は一応外しておけ」
「何で?」
「次にきた時部隊長をやらせるだろ」
「ああ、なるほど……頭の隅に置いておくよ」
山姥切国広と福島光忠と鶯丸(近侍執務室にて)#本丸日記
「で、歌仙兼定か。兄弟でもよかったのではないか?」
「ああ、総隊長殿。うん、それも考えたんだけれど、君の代打をできる刀がいないなって思ってね」
「俺の?」
「君にはそのうち2-2単騎遠征をしてもらうって主がね。その間に主力部隊に入れても部隊がぐらつかないようにってなると、歌仙くんだろう?」
「なるほどな」
「もちろん山伏くんにも静くんが抜けるタイミングで入ってもらうよ現状を見るに多分期間は残りそうだしね」
「そこまで回転が早いのか?」
「今のペースで行けば多分?静くんの次の要求数によるけど、多分間に合うんじゃないかな。歌仙くんの気力落ちない限り隊長に据えておけるし」
「連隊戦はどうだ?」
「連隊戦か……俺は冬はやったことないし、集めた情報から推察するだけだけど、半々かな」
「ほう、自信ありそうだな」
「最終戦についてはやってみないとわからないけど、まずは練度高めの極短刀の部隊で試してみる。そこまでは極短刀四振りにその時育てたい刀二振り……基本は練度40に届いていない者と超えた者」
「選抜基準は全刀種混合の権限順か」
「まあこれは夏と然程変わらない難易度である前提だから、後半は精鋭部隊が出るんじゃないかな」
「総力戦だな」
「連隊戦ってそういうもんでしょ?ただ、ひとつ懸念があってさ」
「懸念?」
「第五部隊の解禁。これで難易度上がるんじゃないかって予想してて。まあ当面はカンスト組に24時間遠征に出てもらう予定なんだけどね」
「難易度の上昇か…」
「そこにドロップ周回を加えるともう、夏の悪夢が蘇ってさ…」
「だからここまでの催し物で可能な限り極短刀の練度上げをしているのか」
「そういうことだね。何もないのが一番だよねぇ」
山姥切国広と福島光忠(審神者執務室にて)#本丸日記
「ああ、総隊長殿。うん、それも考えたんだけれど、君の代打をできる刀がいないなって思ってね」
「俺の?」
「君にはそのうち2-2単騎遠征をしてもらうって主がね。その間に主力部隊に入れても部隊がぐらつかないようにってなると、歌仙くんだろう?」
「なるほどな」
「もちろん山伏くんにも静くんが抜けるタイミングで入ってもらうよ現状を見るに多分期間は残りそうだしね」
「そこまで回転が早いのか?」
「今のペースで行けば多分?静くんの次の要求数によるけど、多分間に合うんじゃないかな。歌仙くんの気力落ちない限り隊長に据えておけるし」
「連隊戦はどうだ?」
「連隊戦か……俺は冬はやったことないし、集めた情報から推察するだけだけど、半々かな」
「ほう、自信ありそうだな」
「最終戦についてはやってみないとわからないけど、まずは練度高めの極短刀の部隊で試してみる。そこまでは極短刀四振りにその時育てたい刀二振り……基本は練度40に届いていない者と超えた者」
「選抜基準は全刀種混合の権限順か」
「まあこれは夏と然程変わらない難易度である前提だから、後半は精鋭部隊が出るんじゃないかな」
「総力戦だな」
「連隊戦ってそういうもんでしょ?ただ、ひとつ懸念があってさ」
「懸念?」
「第五部隊の解禁。これで難易度上がるんじゃないかって予想してて。まあ当面はカンスト組に24時間遠征に出てもらう予定なんだけどね」
「難易度の上昇か…」
「そこにドロップ周回を加えるともう、夏の悪夢が蘇ってさ…」
「だからここまでの催し物で可能な限り極短刀の練度上げをしているのか」
「そういうことだね。何もないのが一番だよねぇ」
山姥切国広と福島光忠(審神者執務室にて)#本丸日記
「結局毛利は入らなかったわけだ」
「そうだねえ」
「で、今は回を選びながら練度上げの周回か」
「みんな思ったより強くて第一部隊の出番が少なかったね」
「それはそれで主の考えに沿っているんだろうな。第一部隊の練度を上げたくなれば主はそれを主張してくるさ」
「それにしても特命調査か……最後に参加したのって俺が顕現する前だよね」
「そうか、そんなに経つか…」
「当時はどうしていたんだい?」
「慶応甲府の時の打刀は山姥切国広と加州清光で固定、他は基本の編成で練度を上げたい奴だった。遠征と同じで近侍を部隊に入れられないが、まあ当時俺は育てる方に入っていなかったからな。あまり関係はないな」
「そうだね。そこは俺も同じかな」
「あとはあれだな。周回に向かないから一文字則宗の確保は報酬で狙え」
「周回に向かないのかい?」
「あの任務は部隊長が振った賽の目の数だけ行動ができる。そして、慶応甲府の道のりは長い」
「で、現地派遣か……普段の練度上げは通常任務でこなした方ができそうなら、長時間遠征に出してるあたりのメンバーがちょうどいいのかな」
「やってみないとわからないだろう。俺も昔過ぎて記憶にない」
「そんなに?」
「ああ、何せ修行に出る前の話だからな」
「相当前、だよね?それ…」
鶯丸と福島光忠(備前刀居室棟共同部屋にて)#本丸日記
「そうだねえ」
「で、今は回を選びながら練度上げの周回か」
「みんな思ったより強くて第一部隊の出番が少なかったね」
「それはそれで主の考えに沿っているんだろうな。第一部隊の練度を上げたくなれば主はそれを主張してくるさ」
「それにしても特命調査か……最後に参加したのって俺が顕現する前だよね」
「そうか、そんなに経つか…」
「当時はどうしていたんだい?」
「慶応甲府の時の打刀は山姥切国広と加州清光で固定、他は基本の編成で練度を上げたい奴だった。遠征と同じで近侍を部隊に入れられないが、まあ当時俺は育てる方に入っていなかったからな。あまり関係はないな」
「そうだね。そこは俺も同じかな」
「あとはあれだな。周回に向かないから一文字則宗の確保は報酬で狙え」
「周回に向かないのかい?」
「あの任務は部隊長が振った賽の目の数だけ行動ができる。そして、慶応甲府の道のりは長い」
「で、現地派遣か……普段の練度上げは通常任務でこなした方ができそうなら、長時間遠征に出してるあたりのメンバーがちょうどいいのかな」
「やってみないとわからないだろう。俺も昔過ぎて記憶にない」
「そんなに?」
「ああ、何せ修行に出る前の話だからな」
「相当前、だよね?それ…」
鶯丸と福島光忠(備前刀居室棟共同部屋にて)#本丸日記
「それが次の催し物の編成か?」
「うん。ただ、上層部の編成をどうしようか迷ってて」
「何がひっかかる?」
「えーと、博多くんは通しで決定だろう。上層部なら巴くんで一掃するのが早い。大千鳥くんは今度こそ育成したいから編成する。あと、ななくんを入れたら早そうだなってところなんだけど」
「育てたいところがふた枠しかない、ということか」
「そうそう。そこに誰を入れるのがいいかで悩んでて」
「陸奥守と蜂須賀じゃないのか?」
「鶯丸さんは本当にシンプルだね……主の注文でもしボーナスつく子がいたらその子を入れてって言われてるんだ」
「……毛利か」
「あ、やっぱりわかる?主も直接言いはしなかったけど、毛利くん育てたいってことだよねぇ」
「毛利なら、後半の編成に入ってないか?」
「入れてる。でもしばらくしたら抜けるから、理由が欲しいんじゃないかな」
「頭ひとつ抜けさせたい、か。主も変わったな」
「直近の二倍対象から考えてありえなくもないってところだから難しくて」
「悩むほどでもないだろう。こればかりは催し物の知らせが来ないことには組ようがない。確定している四枠は順当だし、細かいことは気にするな」
「そうだね。それにしても、鶯丸さんはよく相談に乗ってくれるね」
「まあ、俺が適当にやったツケをお前が払わされているわけだからな。他の者はより情報もある」
「なるほど。助かってます」
鶯丸と福島光忠(備前刀居室棟共同部屋にて)#本丸日記
「うん。ただ、上層部の編成をどうしようか迷ってて」
「何がひっかかる?」
「えーと、博多くんは通しで決定だろう。上層部なら巴くんで一掃するのが早い。大千鳥くんは今度こそ育成したいから編成する。あと、ななくんを入れたら早そうだなってところなんだけど」
「育てたいところがふた枠しかない、ということか」
「そうそう。そこに誰を入れるのがいいかで悩んでて」
「陸奥守と蜂須賀じゃないのか?」
「鶯丸さんは本当にシンプルだね……主の注文でもしボーナスつく子がいたらその子を入れてって言われてるんだ」
「……毛利か」
「あ、やっぱりわかる?主も直接言いはしなかったけど、毛利くん育てたいってことだよねぇ」
「毛利なら、後半の編成に入ってないか?」
「入れてる。でもしばらくしたら抜けるから、理由が欲しいんじゃないかな」
「頭ひとつ抜けさせたい、か。主も変わったな」
「直近の二倍対象から考えてありえなくもないってところだから難しくて」
「悩むほどでもないだろう。こればかりは催し物の知らせが来ないことには組ようがない。確定している四枠は順当だし、細かいことは気にするな」
「そうだね。それにしても、鶯丸さんはよく相談に乗ってくれるね」
「まあ、俺が適当にやったツケをお前が払わされているわけだからな。他の者はより情報もある」
「なるほど。助かってます」
鶯丸と福島光忠(備前刀居室棟共同部屋にて)#本丸日記
「……そうか。やはりこのあたりが限界か」
「鶯丸さん?」
「いいや、何でもない。近侍の任、拝命した」
「気にするなって言われても少し気になるんだけれど…」
「ああ、まあお前は近侍を解かれた訳だからな」
「え、いや、そういうわけじゃないんだけど」
「お前は主が近侍を選抜する基準を知っているか?」
「えっと直感とフィーリングって言ってたけど」
「ああ、平時はそうだろうな」
「本当は違うのかい?」
「主は時々大きく体調を崩すだろう?そこから復帰した時にあまり傷つくことを言わない相手を選んでいる。お前を選んでいたのもそこが大きい。もしも突然体調を崩してもそれほど傷つかないと思われている」
「それは光栄だけど……もしかして鶯丸さんに変えたってことは主今体調悪いのかい?」
「そこそこ崩れている。もしくは戦に疲れている」
「そうか…主のこと、お願いします」
「何、今回はそれほどでもないだろう。五条への出陣に疲れた様子を見せたら本格的に心配するが、そう遠くないうちに大阪城だろう」
「予定が正しいなら来週かな」
「大阪城はやるだろう。主が目標にしている冬の連隊戦のための資金稼ぎだ」
「確かに、秘宝の里の周回をいつもよりしてたね」
「短刀たちの練度上げが今の目標だろう。それに連隊戦はおそらくお前たちが落ちるからな」
「俺と実休?」
「山鳥毛と袮々切丸もだな」
「冬はお前の時が最後だからな。皆色々試したがっている」
「無事に連隊戦を抜けるといいね」
「そのために俺を引っ張り出したんだろうさ」
(鶯丸と福島・秘宝の里後の空白期間にて)
#本丸日記
「鶯丸さん?」
「いいや、何でもない。近侍の任、拝命した」
「気にするなって言われても少し気になるんだけれど…」
「ああ、まあお前は近侍を解かれた訳だからな」
「え、いや、そういうわけじゃないんだけど」
「お前は主が近侍を選抜する基準を知っているか?」
「えっと直感とフィーリングって言ってたけど」
「ああ、平時はそうだろうな」
「本当は違うのかい?」
「主は時々大きく体調を崩すだろう?そこから復帰した時にあまり傷つくことを言わない相手を選んでいる。お前を選んでいたのもそこが大きい。もしも突然体調を崩してもそれほど傷つかないと思われている」
「それは光栄だけど……もしかして鶯丸さんに変えたってことは主今体調悪いのかい?」
「そこそこ崩れている。もしくは戦に疲れている」
「そうか…主のこと、お願いします」
「何、今回はそれほどでもないだろう。五条への出陣に疲れた様子を見せたら本格的に心配するが、そう遠くないうちに大阪城だろう」
「予定が正しいなら来週かな」
「大阪城はやるだろう。主が目標にしている冬の連隊戦のための資金稼ぎだ」
「確かに、秘宝の里の周回をいつもよりしてたね」
「短刀たちの練度上げが今の目標だろう。それに連隊戦はおそらくお前たちが落ちるからな」
「俺と実休?」
「山鳥毛と袮々切丸もだな」
「冬はお前の時が最後だからな。皆色々試したがっている」
「無事に連隊戦を抜けるといいね」
「そのために俺を引っ張り出したんだろうさ」
(鶯丸と福島・秘宝の里後の空白期間にて)
#本丸日記
本当はずっと好きだった、なんて。
そんなことを言ったら君はどんな顔をするだろう。
どう思うかはわからないけど、きっと驚きはするんだろう。
だって、あの頃の俺は、君への恋心をひた隠しにしていた。
だってそうだろう?
尊き方の元にもあった、槍にして正三位の位持ち。そんな君がいくら好きだ愛してるだと言ったとて、受け入れられるものじゃない。
だって俺は、福島正則の佩刀で、備前長船の祖光忠が一振りといえど、号も与えられていない身なのだ。
君と並んで釣り合いなんて取れるわけがない。
だから君を突っぱねながら、心の中で謝り続けた。
せめて号があれば同じ家のモノ同士だし、少しは近付けるのにな。早く正則が号をくれないかな、なんて。それでも俺のことは変わらず光忠と呼んでくれないかな、なんて。
そんなことを思いながら君とはあくまで友として過ごした。
願いが叶ったのは、君も正則もいなくなった後だけれど。
炎の中で悔いたこと。
こうして二度と会えなくなるなら、もっと君に好きだと伝えればよかった。
君は惜しまず俺に愛を伝えてくれていたのだから、もっとそれに応えればよかった。
もし、二度目があるのなら、今度はきっと違えやしない。
君を好きだと、愛しているのだと、全身全霊で君に伝えよう。
4「きみがいる景色を、この目に焼き付ける」#記憶より深く刻まれた愛
そんなことを言ったら君はどんな顔をするだろう。
どう思うかはわからないけど、きっと驚きはするんだろう。
だって、あの頃の俺は、君への恋心をひた隠しにしていた。
だってそうだろう?
尊き方の元にもあった、槍にして正三位の位持ち。そんな君がいくら好きだ愛してるだと言ったとて、受け入れられるものじゃない。
だって俺は、福島正則の佩刀で、備前長船の祖光忠が一振りといえど、号も与えられていない身なのだ。
君と並んで釣り合いなんて取れるわけがない。
だから君を突っぱねながら、心の中で謝り続けた。
せめて号があれば同じ家のモノ同士だし、少しは近付けるのにな。早く正則が号をくれないかな、なんて。それでも俺のことは変わらず光忠と呼んでくれないかな、なんて。
そんなことを思いながら君とはあくまで友として過ごした。
願いが叶ったのは、君も正則もいなくなった後だけれど。
炎の中で悔いたこと。
こうして二度と会えなくなるなら、もっと君に好きだと伝えればよかった。
君は惜しまず俺に愛を伝えてくれていたのだから、もっとそれに応えればよかった。
もし、二度目があるのなら、今度はきっと違えやしない。
君を好きだと、愛しているのだと、全身全霊で君に伝えよう。
4「きみがいる景色を、この目に焼き付ける」#記憶より深く刻まれた愛
「……こんな別れも、あるのかよ」
「所詮俺たちは物でしかないからね……こんな別れだって、あるんだよ」
「……おい光忠、お前やけに物わかりがいいじゃねぇか。お前にとって俺はその程度のもんなのかよ!なあ!」
「……そんなわけは、ないよ。だって君は日の本一の槍で、俺たち福島の家の誇りだ。正則以外の誰かの手に渡るなんて考えたくもなかった」
「なら…!」
「それでもやっぱり俺たちは物なんだ。物でしか、ないんだ。人の世界の都合に振り回されるものなんだ」
「……そうかよ」
「大丈夫。君ならどこへ行っても上手くやれる。日の本一の、愛されるべき槍なんだから」
「……まあ、そうだな。うまくやってやるよ」
「そう、君に俺は必要ない」
「……何もそこまで言うことじゃねぇだろ」
「ねえ、もしも君が許してくれるなら、俺のことを、友として心に残してくれないか?」
「そんなもん、当たり前だろ」
「……そう、よかった」
「……お前こそ、忘れんなよ」
「忘れないよ……忘れられるわけ、ないじゃないか」
「……そうか……なあ、光忠」
「何だい?」
「誓いを立てるぞ。この先いつか再び出会うことがあれば、その時はまた友として俺たちは共に在ろう」
「わかった、では」
「「我ら、幾星霜を経ようとも、再び見える時は友としてあると誓おう」」
「……それじゃあ、お別れだね。ほら、そろそろ行かないと」
「最後まで素っ気ねぇ奴だな。まあ、それでこそお前だが」
「さようなら。新しい土地でも健やかで」
「お前こそ達者でな。あのどうしようもない主人を助けてやれ」
「言われなくても」
「……結局、涙のひとつも見せなかったな」
(よかった君の門出に無様を晒さなくて、本当によかった)
((我が最愛の友よ))
((それでも俺は愛しているから))
((いつかまた、お前/君に会えるといい))
3「永遠の誓いさえ忘れて」#記憶より深く刻まれた愛
「所詮俺たちは物でしかないからね……こんな別れだって、あるんだよ」
「……おい光忠、お前やけに物わかりがいいじゃねぇか。お前にとって俺はその程度のもんなのかよ!なあ!」
「……そんなわけは、ないよ。だって君は日の本一の槍で、俺たち福島の家の誇りだ。正則以外の誰かの手に渡るなんて考えたくもなかった」
「なら…!」
「それでもやっぱり俺たちは物なんだ。物でしか、ないんだ。人の世界の都合に振り回されるものなんだ」
「……そうかよ」
「大丈夫。君ならどこへ行っても上手くやれる。日の本一の、愛されるべき槍なんだから」
「……まあ、そうだな。うまくやってやるよ」
「そう、君に俺は必要ない」
「……何もそこまで言うことじゃねぇだろ」
「ねえ、もしも君が許してくれるなら、俺のことを、友として心に残してくれないか?」
「そんなもん、当たり前だろ」
「……そう、よかった」
「……お前こそ、忘れんなよ」
「忘れないよ……忘れられるわけ、ないじゃないか」
「……そうか……なあ、光忠」
「何だい?」
「誓いを立てるぞ。この先いつか再び出会うことがあれば、その時はまた友として俺たちは共に在ろう」
「わかった、では」
「「我ら、幾星霜を経ようとも、再び見える時は友としてあると誓おう」」
「……それじゃあ、お別れだね。ほら、そろそろ行かないと」
「最後まで素っ気ねぇ奴だな。まあ、それでこそお前だが」
「さようなら。新しい土地でも健やかで」
「お前こそ達者でな。あのどうしようもない主人を助けてやれ」
「言われなくても」
「……結局、涙のひとつも見せなかったな」
(よかった君の門出に無様を晒さなくて、本当によかった)
((我が最愛の友よ))
((それでも俺は愛しているから))
((いつかまた、お前/君に会えるといい))
3「永遠の誓いさえ忘れて」#記憶より深く刻まれた愛
「君が全部隊の構成案組むなんて珍しいな……って、あれ?今回俺も出るの?何でだい?」
「モチベ維持」
「モチベ維持…」
「私と秘宝の里の相性悪いの知ってるでしょう?モチベ維持のために今回は私が好きな人で固めたい」
「その割に巴くんは入れないのかい?」
「蛍丸育てないといけない気持ちと巴さんは最終手段」
「最終手段…」
「本気でモチベ下がった時に追加できる要素は残しておきたい」
「なるほど。君のモチベーションが上がったら俺は獅子王くんあたりと交代かな」
「いや、福ちゃんには全部走ってもらいます」
「何で?俺の経験値欄見ても楽しくないでしょ」
「修行帰りに即戦力になって欲しい」
「いつの未来の話してるんだい…大人しく鶯丸さんの練度上げようよ」
「いや、モチベ上がったらうぐさんは伽羅さん以外の打刀……たぬきくんあたりと交代します」
「意地でも俺を入れるのか……あのさ、君常々太刀の育成遅れてるのに焦ってるじゃない。そっちはいいの?」
「いい。今回は福ちゃんと国広さん眺めながら完走するのが目標。国広さんの許可は取った」
「国広くんか……君、本気でこの催し物苦手だよねぇ…」
「仕方ないじゃない。無理なもんは無理」
(福島と審神者・秘宝の里の作戦会議前)#本丸日記
「モチベ維持」
「モチベ維持…」
「私と秘宝の里の相性悪いの知ってるでしょう?モチベ維持のために今回は私が好きな人で固めたい」
「その割に巴くんは入れないのかい?」
「蛍丸育てないといけない気持ちと巴さんは最終手段」
「最終手段…」
「本気でモチベ下がった時に追加できる要素は残しておきたい」
「なるほど。君のモチベーションが上がったら俺は獅子王くんあたりと交代かな」
「いや、福ちゃんには全部走ってもらいます」
「何で?俺の経験値欄見ても楽しくないでしょ」
「修行帰りに即戦力になって欲しい」
「いつの未来の話してるんだい…大人しく鶯丸さんの練度上げようよ」
「いや、モチベ上がったらうぐさんは伽羅さん以外の打刀……たぬきくんあたりと交代します」
「意地でも俺を入れるのか……あのさ、君常々太刀の育成遅れてるのに焦ってるじゃない。そっちはいいの?」
「いい。今回は福ちゃんと国広さん眺めながら完走するのが目標。国広さんの許可は取った」
「国広くんか……君、本気でこの催し物苦手だよねぇ…」
「仕方ないじゃない。無理なもんは無理」
(福島と審神者・秘宝の里の作戦会議前)#本丸日記
「号ちゃん」
甘やかな声が後をついて回る。
なんだかんだあってこいつの教育係は俺になった。
そこは構わない。この本丸にこいつの縁者は少ないし、そのうちの有力だった方がおかしくなった。それだけのことだ。
それにこれは元々狙っていた立場だ。
本丸での人の身の生活や刀剣男士としての在り方をひとつひとつ教える。多分、適度に距離を置きつつも、話自体はきちんと聞いていて、自分でやって失敗したりしながら俺に向かってすごいんだなとか言うのだろうと思っていた。そこからこちらを見直させ、今度こそ口説き落としてやるつもりだった。
それがどうだ。
「号ちゃん、これどうするの?」
こてんと首を傾げて尋ねる。媚びるようなその仕草に眉を寄せる。
何だその態度は。お前はこの俺に媚びるようなやつじゃなかったはずだ。何でそんな、俺に甘えるような態度を取るんだ。
「……こうして、こうだ」
「わ、待って!ええとこうして……こう?」
辿々しい手つきで教えた通りにやるのを見守る。できた、と得意げに見せてくるのはどこか子どもじみていて、どうしても記憶の中の光忠とは馴染まない。
「号ちゃんは何でもできるんだねぇ」
すごいなぁと目を輝かせるのがこそばゆい。そういえば燭台切にも似たような目を向けていて、誰にでも向けるものなのかと白けた気持ちになる。
「……大したことじゃねぇ。お前もやってりゃそのうちできるようになるだろ」
それでも、そんなことを言いながら頭をくしゃくしゃと掻き回す。静止の言葉と裏腹に満更でもなく楽しげに笑う姿はやはり子供じみている。
2「書き換えられた日常」#記憶より深く刻まれた愛
甘やかな声が後をついて回る。
なんだかんだあってこいつの教育係は俺になった。
そこは構わない。この本丸にこいつの縁者は少ないし、そのうちの有力だった方がおかしくなった。それだけのことだ。
それにこれは元々狙っていた立場だ。
本丸での人の身の生活や刀剣男士としての在り方をひとつひとつ教える。多分、適度に距離を置きつつも、話自体はきちんと聞いていて、自分でやって失敗したりしながら俺に向かってすごいんだなとか言うのだろうと思っていた。そこからこちらを見直させ、今度こそ口説き落としてやるつもりだった。
それがどうだ。
「号ちゃん、これどうするの?」
こてんと首を傾げて尋ねる。媚びるようなその仕草に眉を寄せる。
何だその態度は。お前はこの俺に媚びるようなやつじゃなかったはずだ。何でそんな、俺に甘えるような態度を取るんだ。
「……こうして、こうだ」
「わ、待って!ええとこうして……こう?」
辿々しい手つきで教えた通りにやるのを見守る。できた、と得意げに見せてくるのはどこか子どもじみていて、どうしても記憶の中の光忠とは馴染まない。
「号ちゃんは何でもできるんだねぇ」
すごいなぁと目を輝かせるのがこそばゆい。そういえば燭台切にも似たような目を向けていて、誰にでも向けるものなのかと白けた気持ちになる。
「……大したことじゃねぇ。お前もやってりゃそのうちできるようになるだろ」
それでも、そんなことを言いながら頭をくしゃくしゃと掻き回す。静止の言葉と裏腹に満更でもなく楽しげに笑う姿はやはり子供じみている。
2「書き換えられた日常」#記憶より深く刻まれた愛
「福島なり福ちゃんなり、好きに呼んでよ」
現れたそいつに動揺を隠せなかった。
かつて数年だけ同じ主の元にあった相手。
日の本一と称される己に、人間のような恋と執着を抱かせた相手。
そのくせ、こちらのことなど一切振り向きもしなかった相手。
だからこそ、どうにかこちらを向かせようと躍起になった相手。
そしてそれが叶う前に別れることになった、そんな相手。
だからこれは悪い夢だ。そうでなければ、頭がどうにかなってしまいそうだ。
気障な物言い。洒落た装い。それはいい。前からそんなものだった。薔薇なんてものを携えているのは離れた後に生じた物語だろう。俺の酒と同じだ。
俺が受け入れられないのは、ただひとつ。
「号ちゃん!」
向けられるその声の、視線の、微笑みの甘さに怖気が走る。
違う、違う違う違う!何もかもが違う!
あの日の俺が焦がれたのは、恋をしたのは。
涼やかで軽やかで、穏やかで柔らかで。けれどそのくせ触れれば切れそうな鋭さを隠し持っていて。だからこそ手折りたくなるような奴だった。
こんな甘く蕩ける顔を見せるような奴では断じてない。
ああ、それなのに。
「……ただいま」
コイツが望んでいるであろう言葉がぽろりと口から出てしまったのは何故だろう。
もう離さないと宣う涙声に充足感を感じているのは、何故だろう。
1「知らないきみがそこにいた」#記憶より深く刻まれた愛
現れたそいつに動揺を隠せなかった。
かつて数年だけ同じ主の元にあった相手。
日の本一と称される己に、人間のような恋と執着を抱かせた相手。
そのくせ、こちらのことなど一切振り向きもしなかった相手。
だからこそ、どうにかこちらを向かせようと躍起になった相手。
そしてそれが叶う前に別れることになった、そんな相手。
だからこれは悪い夢だ。そうでなければ、頭がどうにかなってしまいそうだ。
気障な物言い。洒落た装い。それはいい。前からそんなものだった。薔薇なんてものを携えているのは離れた後に生じた物語だろう。俺の酒と同じだ。
俺が受け入れられないのは、ただひとつ。
「号ちゃん!」
向けられるその声の、視線の、微笑みの甘さに怖気が走る。
違う、違う違う違う!何もかもが違う!
あの日の俺が焦がれたのは、恋をしたのは。
涼やかで軽やかで、穏やかで柔らかで。けれどそのくせ触れれば切れそうな鋭さを隠し持っていて。だからこそ手折りたくなるような奴だった。
こんな甘く蕩ける顔を見せるような奴では断じてない。
ああ、それなのに。
「……ただいま」
コイツが望んでいるであろう言葉がぽろりと口から出てしまったのは何故だろう。
もう離さないと宣う涙声に充足感を感じているのは、何故だろう。
1「知らないきみがそこにいた」#記憶より深く刻まれた愛
「そういえば何で福島も出陣してるの?」
「え?ああ、実休と出陣したかったから、かな」
「そういう冗談はいらないよ」
「はいはい。単純に枠が空いたからだよ。ななくんがさほど効率いいわけでもなかったし、今回は初のカンストが目標だから極短刀を追加する場面でもない。主に相談したらじゃあ俺の経験値積んで来いってね」
「カンストしてるのに…?」
「極の練度は累積経験値で算出するから、初のカンスト経験値も無駄ではないんだよ」
「ふぅん……そんなに色々考えて編成組むなんて大変だね」
「近侍だからねこれもお仕事だよ」
(実休と福島・江戸城にて)#本丸日記
「え?ああ、実休と出陣したかったから、かな」
「そういう冗談はいらないよ」
「はいはい。単純に枠が空いたからだよ。ななくんがさほど効率いいわけでもなかったし、今回は初のカンストが目標だから極短刀を追加する場面でもない。主に相談したらじゃあ俺の経験値積んで来いってね」
「カンストしてるのに…?」
「極の練度は累積経験値で算出するから、初のカンスト経験値も無駄ではないんだよ」
「ふぅん……そんなに色々考えて編成組むなんて大変だね」
「近侍だからねこれもお仕事だよ」
(実休と福島・江戸城にて)#本丸日記